鎧人形と血の聖杯

鎧人形と血の聖杯（鎧血）は戦闘に特化したローグライクゲームの亜種です。 不思議のダンジョンなどで知られるターン制のローグライクゲームから戦闘部分を抜き出して、一対多数の状況で戦略的に戦えるように再構築しています。 手札と周囲の状況をよく確認、観察し、熟考に熟考を重ねて一手一手を積み重ねていくような緊張感のある戦闘がお楽しみいただけます。 ＜プロローグ＞ 度重なる争いの果てに世界は時間的、空間的に分断されて人間は断裂した世界の残骸に閉じ込められた 魔女アイラは血の力によって世界を繋ぎなおすため一つの鎧に力を与えた・・・ ＜攻略のヒント＞ このゲームは不思議のダンジョン等に代表されるターン制ローグライクゲームのモンスターハウスだけを抽出したようなゲームです 逃げ込める場所も障害物もない空間で、たった１人で複数の敵を相手にするという圧倒的に不利な状況でずっと戦うことになります 真正面から全ての敵を相手にしたり、力任せに攻撃したりしているだけではとても勝てません 古代中国の兵法家、孫子は言いました。「彼を知り己を知れば百戦危うからず」と 手札と敵の状態をよく見て冷静に、時に大胆に状況を打破できる『最善の一手』を考えましょう 派手さも爽快なアクションもありませんが、自分が考えた戦術で戦況を思い通りにコントロールできると面白さを感じられるはずです また、ローグライクに分類されるランダム性の強いゲームではありますが、ほとんどのダンジョンでは出てくる敵の種類も数も固定となっています 自動生成されるダンジョンも生成された段階で固定されます。毎回変わるのはプレイヤーと敵の初期位置だけです なので途中で倒れてしまったとしても、出現する敵の構成を知ることで次回以降のプレイに活かすことができるはずです 準備や対策がとても重要です。クリアできなかったダンジョンも持ち込むアイテム等を見直して再挑戦すればすんなりクリアできることもあります 敵の弱点を突くための攻めの準備、敵の攻撃に対応するための守りの準備、これらをバランスよく構成することがクリアへの近道です 手札の中の『最善の一手』を、このゲームで打てる『究極の一手』へ。準備を重ねて打てる一手を高めていきましょう 最後に、繰り返しになりますがこっちは１人で相手は多数、真正面からぶつかって勝てるはずがありません 攻撃を受けない位置や手段がないかを常に意識して、どうしても受けてしまう場合でも被害を最小限にとどめるよう心がけましょう また、同士討ちを狙えるような状況では積極的に狙っていくと少し楽になるかもしれません。同士討ちさせる手段はたくさん用意しています それでは頑張ってくださいね